◆開業予定または開業3年以内の士業(行政書士、司法書士、社労士、税理士、公認会計士、中小企業診断士)

◆ファイナンシャルプランナー(FP)、経営コンサルタント

◆補助金申請支援を新たな収益源にしたい方

◆クライアントの資金調達支援に強くなりたい方

◆補助金制度の最新情報を効率的に収集したい方


  1. 補助金制度とは?士業・コンサルタントが知っておくべき基礎知識
  2. 補助金制度を探すための「6W2H」フレームワークとは
  3. 自社・顧客に合った補助金を見つける7つの情報源
  4. 補助金検索に役立つ2大ポータルサイト
  5. 補助金申請支援のプロになるためのステップ
  6. 補助金支援をビジネスにするメリットと収益モデル
  7. 補助金・融資コンサルタント育成講座のご案内
  8. まとめ:補助金制度を味方につけて顧客支援力を最大化しよう

補助金とは、国や自治体が企業や個人事業主の事業活動を支援するために交付する「返済不要の資金」です。対象となる事業は、地域活性化、雇用創出、DX推進、脱炭素化など、政策目的に沿ったものが中心です。

士業・コンサルタントが補助金を扱うメリット

  • 顧客の資金調達支援が可能になる
  • 事業計画策定や経営支援の幅が広がる
  • 成功報酬型のビジネスモデルが構築できる
補助金の広場

企業支援を業務とする我々が補助金支援サービスを提供する主なメリットは、顧客からの「なんかいい補助金知らない?」「うちの会社に使える補助金無いの?」といった、お客様からのご質問に企業支援のプロとして正しく回答できることです。せっかく頂いた見込客のご要望に対応出来ることが次の仕事へと結び付いていきます。


補助金制度を効率的に探すためには、単にインターネット上などで「検索する」だけでなく、事業内容や目的に応じて補助金を“絞り込む”視点が必要です。そこで活用できるのが、ビジネス課題の整理や企画立案にも使われる「6W2H」フレームワークです。

このフレームワークは、以下の8つの視点から情報を整理することで、補助金制度の選定や提案の精度を高めることができます。

🔍 6W2Hの構成と補助金探しへの応用

要素補助金探しでの活用視点
Who(誰が)補助金の対象者は誰か?(例:中小企業、小規模事業者、創業者、特定業種など)
Whom(誰に)補助金の支援対象となる顧客や地域は?(例:地域住民、高齢者、外国人観光客など)
What(何を)どのような事業・経費が補助対象か?(例:設備投資、IT導入、人材育成、研究開発など)
Why(なぜ)その補助金は何の目的で交付されるのか?(例:地域活性化、脱炭素、DX推進、省力化など)
When(いつ)募集期間・締切はいつか?(例:年1回、通年募集、予算消化型など)
Where(どこで)どの地域・自治体が実施しているか?(例:全国対象、都道府県限定、市区町村限定など)
How(どのように)申請方法・手続きは?(例:電子申請、紙申請、事前相談が必要など)
How much(いくら)補助率・上限額・自己負担額は?(例:補助率2/3、上限500万円など)

🧠 6W2Hを活用した補助金選定の実践例

たとえば、あなたが支援するクライアントが「小規模な製造業」で「新しい設備を導入したい」と考えている場合、以下のように6W2Hで整理できます。

要素内容
Who小規模事業者(従業員20人以下)
Whom地域の製造業顧客
What生産性向上のための設備導入
Why省力化・人手不足対策・競争力強化
When今年度中に導入予定
Where地元自治体の支援制度も確認
How電子申請可能な制度を優先
How much補助率2/3、上限500万円以内が理想

このように整理することで、「ものづくり補助金」や「小規模事業者持続化補助金」など、該当する制度を効率的に絞り込むことができます。

✅ 6W2Hを活用するメリット

  • 補助金制度の「見落とし」を防げる
  • クライアントの事業内容に合った制度を提案できる
  • 申請書作成時の論理構成にも役立つ
  • 顧客とのヒアリングがスムーズになる

6W2Hは、補助金制度の検索だけでなく、申請書の構成や事業計画の整理にも応用できる万能フレームワークです。士業・コンサルタントとして補助金支援を行う際には、ぜひこの視点を習慣化しておくことをおすすめします。

✅ 6W2Hを具体的に活用するツール【補助金マッチングテンプレート】

🧩補助金マッチングテンプレートとは?

補助金マッチングテンプレートとは、クライアントの事業内容や経営課題を整理し、それにマッチする補助金制度を効率的に選定・提案するための「診断・整理ツール」です。

士業やコンサルタントが補助金支援を行う際に、以下のような課題を解決するために活用されます:

  • 「どの補助金が使えるか分からない」という相談に即答できない
  • クライアントの事業内容をうまく補助金制度に当てはめられない
  • 補助金の提案に一貫性や説得力が欠ける

📋テンプレートの構成要素(6W2Hに基づく)

以下は、補助金マッチングテンプレートの基本構成です。ヒアリングや事業計画書作成時に活用できます。

項目内容記入例
Who(誰が)事業者の属性小規模製造業、創業2年目、従業員5名
Whom(誰に)顧客・支援対象地元の飲食店向けに厨房機器を製造
What(何を)実施したい事業新型省エネ機器の開発と販路開拓
Why(なぜ)目的・課題競合との差別化、CO₂削減
When(いつ)実施時期2025年10月から導入予定
Where(どこで)地域・拠点神奈川県横浜市
How(どうやって)実施方法自社開発+展示会出展+ECサイト構築
How much(いくら)予算・必要資金総額800万円、うち補助希望600万円

🛠テンプレート活用の流れ

  1. ✅ クライアントとのヒアリングで上記項目を埋める
  2. ✅ 補助金ポータルサイトや自治体情報と照合する
  3. ✅ 該当する補助金制度をピックアップ(例:新事業進出補助金、ものづくり補助金など)
  4. ✅ 補助対象経費・補助率・申請スケジュールを確認
  5. ✅ 提案書や申請支援に展開

📎テンプレートの活用メリット

🗂 他士業との連携やチーム支援にも活用可能

🎯 提案の精度が高まり、採択率向上に貢献

🧠 クライアントの事業理解が深まり、信頼関係が強化

📈 補助金支援を「再現性のあるサービス」にできる

このテンプレートを活用することで、補助金支援の提案力が格段に高まり、顧客満足度と収益性の両立が可能になります。


  1. 国・自治体の公式サイト
    経済産業省、中小企業庁、都道府県、市区町村の産業振興課など。
  2. 補助金ポータルサイト
    ▼ ミラサポplus
    ▼J-Net21
  3. 商工会議所・商工会
    地域密着型の補助金情報や個別相談が可能。
  4. 金融機関
    信用金庫や地銀は補助金情報に精通しており、申請支援も行う。
  5. 士業・専門家ネットワーク
    税理士、社労士、公認会計士、司法書士、行政書士、中小企業診断士、補助金コンサルタントなど。
  6. メルマガ・SNS・情報サイト
    補助金関連の最新情報をリアルタイムで入手可能。
  7. 事業計画の整理
    補助金の対象となる事業内容を明確にしておくことが重要。

サイト名特徴
ミラサポplus中小企業庁運営。補助金・支援施策の検索が可能
J-Net21中小企業基盤整備機構が運営。業種別・地域別検索が便利

  1. 補助金制度の基礎知識を習得
  2. 対象補助金の公募要領を読み込む
  3. 事業計画書の作成スキルを磨く
  4. 採択事例を研究し、成功パターンを把握
  5. クライアントとのヒアリング力を高める
  6. 補助金コンサルタント育成講座などで体系的に学ぶ

◆成功報酬型で安定収益が見込める(例:採択額の10〜15%)

◆顧問契約や経営支援への展開が可能

◆他士業との連携でクロスセルが生まれる


補助金申請支援のプロとして活躍するためには、制度の知識だけでなく、実務に即したノウハウと提案力が求められます。株式会社エイチアンドエイチが提供する【補助金・融資コンサルタント育成講座】では、以下のような実践的なスキルを体系的に学ぶことができます。

📌講座の特徴

  • ✅ 補助金制度の最新動向を体系的に学べる
  • ✅ 採択される事業計画書の書き方を実例で解説
  • ✅ 顧客ヒアリングから提案までの全体の流れを習得
  • ✅ 士業・コンサルタントとしての集客手法を追加おまけ講義で伝授
  • ✅ 実務経験豊富な講師陣による個別フィードバックあり

📎こんな方におすすめ

◆補助金支援を新たな収益の柱にしたい士業・FP・コンサルタント

◆顧客からの「私の会社にも補助金って使えますか?」という質問に自信を持って答えたい方

◆他士業との差別化を図りたい方

◆地域企業の成長支援に貢献したい方

▶ 詳細はこちら:
👉 補助金・融資コンサルタント育成講座 公式サイト


補助金制度は、士業やコンサルタントにとって「顧客支援力を高める武器」であり、同時に「自社の収益源」としても活用できる非常に有効なツールです。

🔑 ポイントをおさらいすると…

  • 補助金は返済不要の資金であり、政策目的に沿った事業に活用できる
  • 「6W2H」の視点で補助金を探すことで、効率的かつ的確にマッチングできる
  • 情報源は多岐にわたるが、信頼性の高い公式サイトや専門家ネットワークを活用することが重要
  • 補助金支援は、顧客との信頼関係を深め、長期的な関係構築にもつながる
  • 実務力を高めたい方は、専門講座で体系的に学ぶのが近道

補助金制度を正しく理解し、顧客に最適な提案ができるようになれば、あなたの専門性はさらに高まり、選ばれる士業・コンサルタントとしての地位を確立できます。

今こそ、補助金支援のプロフェッショナルとしての第一歩を踏み出しましょう!


補助金の広場代表畠中

大手企業を退職後、20代で起業しゼロから複数の事業を展開。現在は、25年以上の経営経験を活かし、認定支援機関として現場経験豊富な経営者としての目線で中小企業支援を行うほか、士業・コンサル向けに中小企業支援の実践的ノウハウを学べる機会の提供にも注力している。

補助金実務を学ぶ