ものづくり補助金　入金までのスケジュール

2~~021年６月30日現在~~
~~2021年8月25日更新~~
~~2022年8月17日一部更新~~
2023年1月24日一部更新

こんにちは、補助金の広場です。

ものづくり補助金について調べ始めたら、実際にお金が振り込まれるのが、いつ頃なのか分からず資金計画が組めないとお困りの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

公募要領などは複雑に書いてあるので、「じゃあいつお金もらえるの？！」
とお悩みの方向けに、この記事ではものづくり補助金のスケジュールについてご説明させて頂きます。

それでは、どうぞ！

動画でのご説明はこちら

ものづくり補助金　入金までのスケジュールをご説明

ここでは令和元年度補正「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の第一次公募を例にご説明したいと思います。

2020年3月10日

公募開始
この公募期間前に自社が申請する予定のプランの事業計画書の作成、申請予定の設備等の見積もり、GビズプライムIDの取得などを済ませて置くことをオススメします。

※GビズプライムIDの申請方法のついてはこちらを参考になさって下さい。
【記事】GビズIDの申請方法をわかりやすくご説明

2020年3月31日

受付締切
締め切り当日は申込が混みあう為に締切2日前には申請手続きを完了させる事をオススメします。

※電子申請システムから補助金交付申請書を提出

2020年4月28日（通常受付締切から約1ヵ月）

採択発表
公募締切から約1月程度で採択結果が通知されます。
事務局から採択通知をされた申請者は交付申請を行います。
※採択通知後に事務局と詳細についての確認が数週間から１か月あった後に正式な交付決定となる場合もあります。

2020年5月～10か月？

補助事業期間（交付決定から１０か月間？）
交付申請をし、交付決定がなされると補助事業期間に入ります。
（申請していた事業を始めてもいいよと事務局より許可をもらうイメージです）
・事業を実施（開始）
・補助事業遂行状況報告書を提出【中間監査】
※補助事業期間前に購入した経費は補助金対象外となりますのでご注意下さい。
※補助金申請予定の経費については、その後の手続きの際に必要になりますので、期間中の見積書・納品書・請求書・領収書・図面等書類は全て保存しておきましょう。

2021年3月～4月？

実績報告・確定検査（交付額の確定）
実績報告書について事務局の確定検査がなされ、最終的な補助金交付額が確定します。

2021年3月～4月？

補助金請求（補助金精算払請求）・入金
事務局で確定した交付額を申請者が事務局に対し請求します。
請求後1ヵ月程度で補助金が指定銀行口座に入金されます。

※ものづくり補助金の全体像をまず理解したい方はこちらの記事をお読みください。
【記事】ものづくり補助金を簡単解説

補助金の広場

いかがですか？思ったいたより時間がかかると思われる方のが大半ではないでしょうか。

結論としては、公募があってから実際に補助金の入金があるまでは約1年程度みておく必要があるという事ですね。

又、補助期間内の資金が十分に手当てされた事業計画であるか否かは審査の対象となりますので、自社の身の丈にあった補助額を申請される事が必要です。

補助事業スタートから実際に行政から補助金が振り込まれるまでの約1年間の支払いは全て自社で行う必要があるので、資金計画には余裕も持つ必要があります。

当サイトにご依頼になる方の中には補助金獲得までの間は銀行から事業資金の融資をうけ、補助金獲得時に銀行へ返済というスケジュールを考えている方もおられます。
※参考記事【日本政策金融公庫】申込の流れをかんたん解説

余裕のある資金計画を立てる為に、色々は手段を検討するのが良いかと思います。