💼 新たな収益源や安定収入を目指す方に各専門職を徹底解説!
「自分の力で働きたい」「専門スキルで安定した収入を得たい」——そんな想いを持つ方に向けて、この記事では独立開業に適した職業を、業務内容の詳細と年収の目安を軸にわかりやすく解説します。
📚 国家資格が必要な職業から、資格なしでも始められる仕事まで幅広く紹介。
💡 これから学び始める方や、今後新たなスキル・資格の取得を検討している方にも役立つ内容です。
「自分らしい働き方」を実現するための第一歩として、ぜひご一読ください。

ご紹介業種一覧:
弁護士
行政書士
司法書士
税理士
弁理士
公認会計士
社会保険労務士
経営コンサルタント
ITコンサルタント
中小企業診断士
M&Aコンサルタント
住宅・不動産営業(宅地建物取引士)
パラリーガル(弁護士補助職)
不動産鑑定士
本記事の平均年収等のデータについては、厚生労働省提供:職業情報提供サイトJOBTABの情報を参照し作成していますが、同サイトに数値が不正確な場合もあるとの記載がございますので、あくまで参考数値としてご活用下さい。
👨⚖️ 弁護士
- 平均年収:約765万円
- 民事事件(離婚、相続、契約トラブルなど)や刑事事件(被疑者・被告人の弁護)を扱う。
- 法律相談、示談交渉、訴訟代理、行政への不服申立てなどを通じて依頼者の権利を守る。
- 国際法務、企業法務、人権擁護活動など、社会正義の実現に向けた幅広い活動を行う。

業務内容:民事・刑事・行政・商事など幅広い分野で、依頼者の権利を守るために活動します。法律相談、示談交渉、訴訟対応、行政への不服申立てなどが主な業務。刑事事件では、被疑者・被告人の弁護を通じて冤罪防止や適正な手続きの確保に努めます。近年では国際法務や人権問題への対応も増加しており、グローバルな活躍も可能です。
📝 行政書士
- 平均年収:約591万円
- 官公署への許認可申請、契約書・遺言書の作成、会社設立手続きなどを代行。
- 外国人の在留資格申請、相続協議書の作成、ベンチャー支援など多岐にわたる。
- 地域支援センターとの連携や成年後見制度への取り組みも進めている。
業務内容:行政機関に提出する各種書類の作成や手続きの代行を行う専門職です。車両登録、飲食店や建設業の許認可申請、会社設立、外国人の在留資格関連など、幅広い分野に対応します。相続や遺言書の作成支援、ベンチャー企業の立ち上げ支援なども行い、地域社会に密着した活動が可能です。成年後見制度への関与も深く、社会的弱者の支援にも力を入れています。
🏠 司法書士
- 平均年収:約765万円
- 不動産登記(売買・相続・新築)や会社登記(設立・合併・支店開設)を代理。
- 裁判所提出書類の作成、簡易裁判所での民事訴訟代理(認定司法書士)も可能。
- 成年後見制度に基づく財産管理や法的支援を通じて社会的弱者の支援も行う。
業務内容:不動産や会社の登記手続き、裁判所提出書類の作成などを行う法律専門職です。土地や建物の売買に伴う登記申請、会社設立時の登記、簡易裁判所での代理業務などが含まれます。成年後見制度に基づく財産管理や法的支援も行い、社会的弱者の権利保護にも貢献します。
💰 税理士
- 平均年収:約856万円
- 所得税・法人税・消費税などの申告書作成、税務調査対応、税務相談。
- 電子申告(e-Tax)の代理送信、税務訴訟での補佐人としての出廷も可能。
- 会計帳簿の記帳、財務・経営相談など企業の経営支援にも関与。
業務内容:所得税・法人税・消費税などの税務に関する専門家として、納税者の申告支援や税務相談を行います。税務署への申告書作成、電子申告(e-Tax)の代理送信、税務調査への立会いなどが主な業務。会計帳簿の記帳や経営・財産管理のアドバイスも行い、企業経営者のパートナーとしての役割も担います。
🧪 弁理士
- 平均年収:約765万円
- 特許・意匠・商標の出願書類作成、特許庁とのやり取り、登録審査対応。
- 他社権利の調査、権利侵害対応、弁護士との連携による紛争処理。
- 知的財産の活用・保護に関するコンサルティングも行う。
業務内容:特許・意匠・商標などの知的財産権に関する専門家として、企業や個人の権利取得を支援します。発明の特徴を明確にした出願書類の作成、特許庁とのやり取り、登録審査への対応などが中心業務。商標や意匠の調査・出願も行い、他社との権利トラブルに関しては弁護士と連携して紛争対応を行うこともあります。
📊 公認会計士
- 平均年収:約856万円
- 企業の財務諸表の監査、帳簿・預金・棚卸しの確認、監査報告書の作成。
- 税理士登録により税務業務も可能。経営戦略支援や財務コンサルティングも担う。
- 地方自治体の監査委員や商工会議所のアドバイザーとしての活動も。
業務内容:企業や団体の財務情報を監査し、信頼性を保証する役割を担います。帳簿の確認、棚卸しの立会い、監査報告書の作成などを通じて、企業活動の透明性を確保します。税理士登録により税務業務も可能で、会計・経営コンサルティングにも対応。地方自治体の監査委員や商工会議所のアドバイザーとして、社会的役割も果たしています。

🧑💼 社会保険労務士
- 平均年収:約903万円
- 労働保険・社会保険の申請書・届出書の作成と行政機関への提出代行。
- 就業規則の整備、賃金体系・労働時間・安全衛生管理の指導。
- 特定社労士としてADR(裁判外紛争解決)や行政訴訟での補佐人活動も可能。
業務内容:企業の人事・労務管理を支援する専門家で、労働保険や社会保険の手続き代行、就業規則の整備、職場環境の改善などを行います。採用から退職までの労務相談、賃金体系や労働時間の設計、安全衛生管理など、企業の人材戦略に深く関与します。特定社会保険労務士としてADR(裁判外紛争解決)に関与することも可能で、労働トラブルの解決支援も担います。
📈 経営コンサルタント
- 平均年収:約903万円
- 経営戦略、組織改革、人材育成、業務改善などの課題解決を支援。
- 現場視察、社員ヒアリング、データ分析を通じて提案を構築。
- M&Aや技術マネジメントでは、専門家チームと連携することも。
業務内容:企業の経営課題に対して、戦略立案から実行支援までを担う専門職です。組織改革、人材育成、業務効率化、マーケティング戦略など多岐にわたる分野でアドバイスを行います。現場視察やヒアリングを通じて課題を抽出し、改善策を提案。専門家チームと連携してM&Aや知的財産活用など高度な支援も行います。ITやグローバル展開に関するコンサルティングも増加傾向です。
💻 ITコンサルタント
- 平均年収:約752万円
- IT戦略の立案、システム導入支援、DX推進、クラウド・セキュリティ設計。
- 経営課題の整理から技術的なソリューション提案まで幅広く対応。
- ノーコード・ローコード開発の普及により、導入コスト削減にも貢献。

業務内容:企業のIT戦略を支援する専門職で、経営課題の整理からシステム導入・開発までをサポートします。DX(デジタル・トランスフォーメーション)に関する支援も増えており、経営視点と技術視点の両方から課題解決に取り組みます。クラウド、セキュリティ、データ活用などの分野で、客観的な立場から最適なITソリューションを提案します。
🏢 中小企業診断士
- 平均年収:約903万円
- 財務諸表分析、経営課題の抽出、改善提案、経営計画の策定支援。
- 行政施策の活用支援、金融機関との連携、人的資本経営への助言。
- フォローアップ支援や従業員満足度向上などにも関与。
業務内容:中小企業の経営診断と改善支援を行う国家資格者です。財務分析、課題抽出、改善提案、経営計画の策定支援などを通じて企業の成長をサポートします。行政や金融機関との連携支援、助成制度の活用アドバイスなども行い、企業の持続的発展に貢献します。最近では、従業員の働きがいや満足度向上など、人的資本経営への関与も注目されています。
🔄 M&Aコンサルタント
- 平均年収:約903万円
- M&A戦略の策定、対象企業の選定、交渉、契約締結、統合支援(PMI)。
- デューデリジェンス(財務・法務・人事などの調査)、買収価額の算定。
- 企業内のM&A担当者(マネージャー)と外部支援者(コンサルタント)に分かれる。
業務内容:企業合併・事業買収に関する戦略立案から契約締結、統合支援までを担う専門職です。対象企業の選定、交渉、デューデリジェンス(企業調査)、買収価額の算定、契約締結、PMI(統合プロセス)など、M&Aの全工程に関与します。企業内で自社のM&Aを担当する「M&Aマネージャー」と、外部から支援する「M&Aコンサルタント」に分かれ、後者は専門会社に所属するケースが多くなっていま
🏡 住宅・不動産営業(宅地建物取引士)
- 平均年収:約618万円
- 不動産売買・賃貸の営業活動、物件案内、契約手続き、重要事項説明。
- 顧客のニーズに応じた物件提案、ローン・税金・法律の説明。
- 契約後のフォローアップやメンテナンス対応を通じて信頼構築。
業務内容:不動産の売買・賃貸に関する営業活動を行い、顧客のニーズに応じた物件提案や契約手続きを進めます。物件の案内、ローンや税金の説明、契約書の作成などを通じて、安心・納得の取引を支援します。宅地建物取引士として、重要事項の説明や契約条件の確認など、法的な手続きも担います。契約後のフォローアップも重要で、信頼関係の構築が成功の鍵となります。
🏡 パラリーガル(弁護士補助職)
- 平均年収:約481万円
- 裁判資料の作成補助
裁判所に提出する書類の作成に必要な事実確認、関係者へのヒアリング、証拠整理などを行います。 - 書類作成・申請業務
契約書、内容証明、行政手続き関連の書類などを作成。弁護士会を通じて官公庁や企業に照会を行う「23条照会」も含まれます。 - 事務・秘書業務
スケジュール管理、電話・来客対応、郵便物処理、ファイリングなど、事務所運営に関わる業務も担当することがあります。
業務内容:法律事務所などで弁護士の指示のもと、法律関連の調査や書類作成を担当する職種です。裁判資料の収集、関係者へのヒアリング、企業法務に関する調査(例:M&A時の企業分析)などが主な業務。法的判断は行わず、あくまで補助的な立場で業務を遂行します。事務所によっては、秘書業務や経理、来客対応なども兼務することがあります。
🏘️ 不動産鑑定士
- 平均年収:約591万円
- コンサルティング業務
不動産の有効活用、資産運用、事業再編などに関する助言を行う。都市開発や再開発プロジェクトに関与することもあります。 - 裁判・税務関連業務
相続税や固定資産税の評価、裁判所提出用の鑑定書作成など、法的・税務的な場面での鑑定も担当します。 - 公共事業・行政支援
地方自治体や国の公共事業において、用地買収や補償金算定のための鑑定業務を行うこともあります。
業務内容:土地や建物の適正価格を評価する専門職です。建築費用、周辺の取引事例、収益性などを調査・分析し、不動産鑑定評価書を作成します。売買、担保設定、賃料設定などの場面で活躍し、必要に応じて不動産活用のコンサルティングも行います。公正な価格評価を通じて、安心・安全な不動産取引を支える存在です。

✅ まとめ:業務内容と年収から「自分に合った職業」を選ぶ
独立開業を目指すなら、まずは「どんな仕事をするのか」「どれくらいの収入が見込めるのか」を明確にすることが重要です。国家資格が必要な職業は法的な業務を担える強みがありますが、資格がなくても専門知識や経験を活かして活躍できる職業は多数あります。
自分の得意分野や興味に合った職業を選び、必要なスキルや資格を整えて、理想の働き方を実現しましょう。
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この記事を書いた人
経産省 認定支援機関 株式会社エイチアンドエイチ
代表取締役 畠中 均(はたなか ひとし)
大手企業を退職後、20代で起業しゼロから複数の事業を展開。現在は、25年以上の経営経験を活かし、認定支援機関として現場経験豊富な経営者としての目線で中小企業支援を行うほか、士業・コンサル向けに中小企業支援の実践的ノウハウを学べる機会の提供にも注力している。