• これから独立・開業を目指す司法書士の方
  • 既に司法書士として活動しており、業務の幅を広げたいと考えている方
  • 補助金・融資支援に関心があるが、どこから学べばよいか分からない方
  • 他の司法書士事務所と差別化を図りたいと考えている方

  1. 【業界動向】司法書士業界の現状と将来性
  2. 【基礎知識】補助金・融資支援とは?司法書士が関わる意義
  3. 【実務メリット】補助金支援を学ぶことで得られる5つの具体的なメリット
  4. 【差別化戦略】他士業との差別化とクロスセルの可能性
  5. 【実践講座】補助金・融資コンサルタント育成講座の特徴と活用法
  6. 【Q&A】よくある質問と不安の解消
  7. 【まとめ】今すぐ行動すべき理由と次のステップ

📉司法書士業界の市場規模と競争環境

司法書士は登記業務や相続手続き、成年後見制度など、法務に関する専門的な業務を担う国家資格者です。しかし、近年は以下のような要因により、業界全体が大きな転換期を迎えています。

  • 登記件数の減少:国土交通省の「不動産登記統計」によると、住宅着工件数の減少に伴い、不動産登記の件数も減少傾向にあります。
  • 相続登記の義務化による一時的な需要増:2024年4月から相続登記が義務化されましたが、これは一時的な需要増に過ぎず、長期的な安定収益にはつながりにくいと指摘されています。
  • AI・RPAの導入による業務効率化:登記申請などの定型業務は自動化が進み、価格競争が激化しています。

📊司法書士の平均年収と将来の不安

補助金の広場

当社からのアドバイス:
登記以外の新たな収益源の確保をご検討になってみては?
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、司法書士の平均年収は約600万円前後とされていますが、開業司法書士の中には年収300万円未満のケースも少なくありません。特に若手や新規開業者にとっては、安定した収益モデルの確立が急務です。


💡補助金・融資支援とは?

補助金・融資支援とは、主に中小企業や個人事業主が国や自治体からの資金援助を受けるための申請手続きをサポートする業務です。代表的な制度には以下のようなものがあります。

制度名概要支援対象
小規模事業者持続化補助金販路開拓や業務効率化のための経費を補助小規模事業者
ものづくり補助金設備導入費用などを支援中小企業全般
IT導入補助金ITツール導入費用を補助中小企業・小規模事業者
日本政策金融公庫 融資制度創業・運転資金などの低利融資個人事業主・法人

⚖️なぜ司法書士が関わるべきなのか?

司法書士は、法的書類の作成や手続きに精通しており、企業法務や登記業務を通じて中小企業と深い関係を築いています。

補助金・融資支援は、まさにその延長線上にある業務であり、以下のような理由から司法書士が担う意義があります。

  • 法的根拠のある申請書類の作成が求められる
    → 司法書士の文書作成能力が活かされる
  • 企業の設立・登記と補助金申請は密接に関係している
    → 会社設立時に補助金支援をセットで提案できる
  • 信頼性の高い士業として、顧客からの相談が自然に集まる
    → ワンストップサービスの提供が可能になる

✅1. 他事務所との差別化が可能になる

補助金支援を行っている司法書士はまだ少数派です。つまり、今この分野に参入することで、他の司法書士事務所との差別化が図れます。特に地方都市では競合が少なく、ブルーオーシャン市場といえます。

✅2. 顧客単価の向上とLTV(顧客生涯価値)の最大化

補助金支援を通じて、顧客との関係が長期化しやすくなります。たとえば、会社設立→補助金申請→資金調達→事業拡大→追加登記という流れで、継続的な案件化が可能です。

✅3. クロスセル・アップセルの機会が増える

補助金支援をきっかけに、以下のような関連業務への展開が可能です。

  • 定款変更や増資登記
  • 事業承継・M&A支援
  • 契約書作成や法務顧問契約

✅4. 士業ネットワークとの連携が強化される

補助金支援は、税理士・行政書士・中小企業診断士など他士業との連携が求められる場面も多く、自然とネットワークが広がります。これにより、紹介案件の増加や共同案件の受注が期待できます。

✅5. 安定した収益源の確保

補助金支援は、1件あたり数十万円~数百万円の報酬が見込める業務です。特に成功報酬型であれば、顧客の負担も少なく、受注率が高まります。季節性はあるものの、複数の制度を扱うことで年間を通じた安定収益が可能です。


🧩司法書士ならではの強みを活かす

補助金・融資支援は、行政書士や中小企業診断士が主に担っている分野ですが、司法書士が参入することで独自のポジションを築くことが可能です。
以下のような点で、司法書士ならではの強みが活かされます。

  • 登記・法務と補助金支援を一体化できる
    → 会社設立や役員変更などの登記と補助金申請をセットで提案できる
  • 信頼性の高い士業としてのブランド力
    → 顧客からの安心感が高く、紹介も得やすい
  • 法的リスクの回避に強い
    → 補助金申請における虚偽記載や不正受給のリスクを未然に防げる

🔄クロスセル・アップセルの展開例

補助金支援を起点に、以下のような業務への展開が可能です。

起点業務展開できる関連業務
補助金申請定款変更、増資、役員変更登記
融資支援担保設定登記、債権譲渡登記
企業分析・法務DD事業譲渡契約書の作成、M&A支援
相続・事業承継自社株評価、遺言書作成支援
補助金の広場

このように、補助金支援は単体で完結する業務ではなく、他の法務業務と連動することで、司法書士としての提供価値を高めることができます。
特に当社からのアドバイスとしては、法人が必要としているニーズに応える業務に参入する事です。これにより、業務単価が格段に高くなります。


🎓講座の概要と対象者

「補助金・融資コンサルタント育成講座」は、補助金申請支援の実務を体系的に学べるオンライン講座です。司法書士をはじめとする士業の方々が、すぐに実務に活かせる内容となっています。

  • 講座URLhttps://course.hojyokin-hiroba.com/lp
  • 対象者:司法書士、行政書士、税理士、中小企業支援者など
  • 形式:オンライン動画+課題実施+過去の採択事例提供+実務者使用中の関連契約書等提供など
  • 学べる内容
    • 補助金制度の全体像と最新動向
    • 申請書類の書き方と審査通過のポイント
    • 顧客獲得の方法と営業トーク
    • 成功報酬型ビジネスモデルの構築法

🛠司法書士が受講するメリット

  • すぐに業務に取り入れられる実践的な内容
    → 登記業務と並行して補助金支援を提供可能
  • テンプレートや事例が豊富
    → 初心者でも安心して申請支援をスタートできる
  • 講師陣が現役の補助金コンサルタント
    → 実務に即したノウハウが学べる

📈講座受講後の展開例

◆補助金支援をメイン業務に据えた新サービスの立ち上げ

◆顧問契約に補助金支援を組み込んだパッケージ化

◆他士業との連携によるワンストップ支援体制の構築


❓補助金支援って誰の仕事?

銀行や商工会、中小企業診断士、民間コンサルなどが多く関わっている分野ですが、補助金申請に特定の独占業務はありません。司法書士が補助金支援を行うことは法的にも問題なく、むしろ法務の専門家としての信頼性が強みになります。

❓補助金制度は複雑で難しそう…

本講座では、初心者でも理解できるように制度の全体像から丁寧に解説しています。また、実際の申請書類の解説や採択事例も豊富に提供されているため、実務にすぐ活かせます。

❓営業が苦手でも顧客は獲得できる?

講座では、補助金支援をきっかけに顧客を獲得するための営業トークや提案資料の作り方も学べます。既存の顧客に対して提案するだけでも、十分な案件化が可能です。


司法書士業界は今、大きな転換点にあります。登記業務の減少や価格競争の激化により、従来のビジネスモデルだけでは安定した収益を確保することが難しくなっています。

そんな中で、補助金・融資支援という新たな収益モデルを取り入れることは、以下のような大きなメリットをもたらします。

  • 他事務所との差別化
  • 顧客単価とLTVの向上
  • クロスセルによる業務拡大
  • 安定した収益源の確保
  • 他士業との連携強化

補助金支援は、司法書士の専門性を活かしながら、顧客にとっても大きな価値を提供できる分野です。今こそ、新たな一歩を踏み出す絶好のタイミングです。


✅次のステップ

まずは、以下の講座ページをチェックしてみてください。
【補助金・融資コンサルタント育成講座】
👉 https://course.hojyokin-hiroba.com/lp

司法書士としての未来を切り拓く、新しい武器を手に入れましょう。

補助金実務を学ぶ

補助金の広場代表畠中

大手企業を退職後、20代で起業しゼロから複数の事業を展開。現在は、25年以上の経営経験を活かし、認定支援機関として現場経験豊富な経営者としての目線で中小企業支援を行うほか、士業・コンサル向けに中小企業支援の実践的ノウハウを学べる機会の提供にも注力している。