もくじ
省力化投資補助金とは?
中小企業や小規模事業者が、人手不足の解消や業務の効率化を目的に、省力化につながる機械やシステムを導入する場合に、その費用の一部を国が支援してくれる制度です。

弊社補助金担当からのアドバイス
採択されるためのポイント
補助金を活用する目的が「人手不足の解消」であることが必須です。また、人手不足解消の為に「業務の効率化」が図られる事が採択される為の絶対条件です。
飲食業や宿泊業の方にオススメの補助対象機器
現在省力化投資補助金の「カタログ型」に掲載されている飲食・宿泊事業向きの機器には次のようなものがあります。

清掃ロボット
製品カテゴリの概要
自律走行で床を清掃(湿式、乾式等)するロボット。各種センサにより、人や障害物を回避しながら清掃可能。
価格と導入費用(目安)
数百万円程度で導入可能。
出典元:中小企業省力化投資補助金製品カテゴリ
https://shoryokuka.smrj.go.jp/assets/pdf/product_catalog.pdf

配膳ロボット
製品カテゴリの概要
各種センサにより人や障害物を回避しながら自律走行により料理や飲み物等(工場や物流倉庫では、物資・部品や梱包物等)を人に代わって配膳するロボット。
価格と導入費用(目安)
数十~数百万円程度で導入可能。
出典元:中小企業省力化投資補助金製品カテゴリ
https://shoryokuka.smrj.go.jp/assets/pdf/product_catalog.pdf

券売機
製品カテゴリの概要
注文受付、券類の発行、支払・決済業務を自動的に行う製品。
価格と導入費用(目安)
数十~数百万円程度で導入可能。
出典元:中小企業省力化投資補助金製品カテゴリ
https://shoryokuka.smrj.go.jp/assets/pdf/product_catalog.pdf

スチームコンベクションオーブン
製品カテゴリの概要
プログラム機能を持ち、料理、食材ごとの加熱時間、温度等を登録でき、使用する人間を問わず調理を任せられる製品。
価格と導入費用(目安)
数百万円程度で導入可能。
出典元:中小企業省力化投資補助金製品カテゴリ
https://shoryokuka.smrj.go.jp/assets/pdf/product_catalog.pdf

自動フライヤー
製品カテゴリの概要
自動フライヤーとは、揚げあがった食材を自動的に油槽から取り出す機能を有するフライヤーのこと。また、プログラム機能を持ち、料理、食材ごとの加熱時間、温度等を登録でき、使用する人
間を問わず調理品質を保つことができる。
価格と導入費用(目安)
約100万円程度から導入可能。
出典元:中小企業省力化投資補助金製品カテゴリ
https://shoryokuka.smrj.go.jp/assets/pdf/product_catalog.pdf

食品包覆機(食品包あん機、
餃子成型機等)
製品カテゴリの概要
和洋菓子や調理食品などの製造工程で、人手を介さずに均一に具材等を生地等で包む作業を行う装置。
価格と導入費用(目安)
価格は機械規模により大きく異なるが、数百万円から数千万円程度のものまで存在する。
出典元:中小企業省力化投資補助金製品カテゴリ
https://shoryokuka.smrj.go.jp/assets/pdf/product_catalog.pdf

弊社補助金担当からのアドバイス
上記以外に様々な機器がカタログ登録されています。
こちらの制度が開始された当初は、カタログに掲載されている機器が少なく使い勝手が悪い補助金制度でしたが、この記事を作成している現在(2025年4月)上記以外にも
・自動精算機
・入出金機
・自動チェックイン機 など
様々な機器が本補助金となっておりますので、ご興味がある方は是非一度下記をご確認下さい。
→ https://shoryokuka.smrj.go.jp/catalog/product_catalog/
どんな目的で作られた補助金?
最近、日本では多くの業界で「人手不足」が問題になっています。
そのため、ロボットや自動化機器、ITシステムなどを使って、少ない人数でも仕事が回るようにしよう!という動きが広がっています。
この補助金は、そうした設備投資を支援することで、企業の生産性アップや人手不足解消を後押しする目的で国の方針に沿って作られました。
なお、ものづくり補助金などの一般的な補助金制度は、補助金の申請から採択、補助金の入金まで通常1年~1年半前後の期間を要し、さらに、申請手続きは複雑かつ専門的で利用者からその使い勝手の悪さを指摘されています。
この省力化投資補助金には、そういった補助金制度の欠点を改善する為に「カタログ注文型」という申請枠が作られており、このカタログ注文型の「カタログ」に掲載されている商品を購入する際にこの補助金を活用すれば、複雑な申請手続きに煩わされる事が少なく、また申請から2~3ヵ月程度の短期間で行政から補助金の入金があり、補助金の申請手続きに不慣れな方にはオススメの補助金制度です。
補助額は最大1500万円
補助額は次の通りです:
補助上限 1500万円 補助率 1/2以下
具体例:3000万円(税抜)のカタログ掲載補助対象機器を購入する場合、最大で1500万円が国から補助されます。
注:省力化投資補助金【一般型】の補助上限は1億円です。(2025年4月現在)
申請手続きの流れ(ざっくり解説)
導入したい機器が「カタログ」に掲載されているか確認
一連の補助金申請手続きの支援を実施してくれる事業者を選ぶ
販売事業者のサポートを受けながら補助金申請
採択されれば、補助金を活用し機器導入
補助対象機器購入後の流れ 実績報告→補助金額の確定→入金
3年間効果報告を提出し手続終了

カタログに希望される機器が掲載されていない方へ
この省力化投資補助金【カタログ注文型】の最大の欠点は自社が購入を希望する機器がカタログに載っていなければ本補助金を活用出来ないことです。
この制度の欠点を対応として本補助金運用開始後に新たに【一般型】という枠が作られました。
人手不足対策の為にデジタル技術を活用したオーダーメード性のある設備の導入をご検討でしたら、省力化投資補助金【一般型】への申請が可能です。
申請に際にご支援が必要な方は是非下記までご連絡下さい。
補助金の広場事務局
株式会社エイチアンドエイチ
補助金担当 畠中均
電話番号 045-264-8183
営業時間 10:00-17:00(土日祝 休み)
