🎯この記事の対象読者

◆開業準備中または開業3年以内のファイナンシャルプランナー(FP)
◆独立後の収益の柱を探している方
◆顧客獲得に苦戦しているFP
◆補助金・融資支援業務に興味があるが、何から始めればよいか分からない方
🔍目次
- なぜ今、FPが補助金支援を学ぶべきなのか?
- 補助金支援業務とは?FPとの親和性が高い理由
- 資格不要!FPが補助金支援を始めるための条件とは
- 補助金支援がFPにもたらす7つのメリット
- 補助金・融資コンサルタント育成講座のご紹介
- まとめ:補助金支援でFPとしての未来を切り拓こう
1. なぜ今、FPが補助金支援を学ぶべきなのか?
ファイナンシャルプランナー(FP)は、個人や法人の資産形成・保全・運用を支援する専門家です。しかし、独占業務がないため、開業後に安定した収益を確保するのが難しいという課題を抱えています。
一方で、中小企業や個人事業主の間では「補助金・助成金」への関心が年々高まっており、専門的な支援を求める声も増加中です。特にコロナ禍以降、事業再構築補助金や持続化補助金などの制度が注目され、企業側のニーズはかつてないほど高まっています。
このような背景から、FPが補助金支援のスキルを身につけることは、顧客ニーズに応える新たな武器となり得るのです。
2. 補助金支援業務とは?FPとの親和性が高い理由
補助金支援業務とは、主に以下のような業務を指します:
- 補助金制度の選定と提案
- 申請書類の作成支援(事業計画書、財務資料など)
- 採択後の実績報告や交付申請のサポート
これらの業務は、企業の財務状況を把握し、将来の計画を立てるスキルが求められるため、FPの専門性と非常に相性が良いのです。
特に以下の点で親和性が高いといえます:
- FPはすでに「ヒアリング力」「提案力」「財務分析力」を持っている
- 補助金支援には特別な国家資格が不要
- 顧客との信頼関係を築きやすい職種であるため、継続的な支援が可能
3. 資格不要!FPが補助金支援を始めるための条件とは
補助金支援業務を始めるにあたって、国家資格や登録制度は存在しません。つまり、FPであればすぐにでも始められる業務です。
ただし、以下のスキルや知識は必要です:

◆補助金制度の基本的な理解
(公募要領の読み方など)
◆財務諸表の読み解きと分析
◆事業計画書の作成スキル
◆顧客とのコミュニケーション能力
◆採択されやすい申請書の構成と表現力

弊社からFPの方へのアドバイス:
上記スキルや知識については、実務を通じて習得できるスキルであり、特にFPとしての実務経験がある方であれば、比較的スムーズに習得可能です。なお、既に一部のFPの方は、先に記載したスキルを全て習得済みだと思われます。
実際のところ、あとは補助金支援実務の経験を積むだけという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
4. 補助金支援がFPにもたらす7つのメリット
ここでは、補助金支援業務を行うことでFPが得られる具体的なメリットを7つ紹介します。
✅ 1. 新規顧客の獲得につながる
補助金は「今すぐ支援が必要」というニーズが明確なため、見込み客との接点を作りやすいのが特徴です。補助金をフックにして、顧問契約や保険・資産運用の提案へとつなげることも可能です。
✅ 2. 高単価のスポット収益が得られる
補助金申請支援は、1件あたり10万円〜100万円以上の報酬が見込める業務です。成功報酬型であれば、採択額の10〜15%を報酬とするケースもあります。補助上限額が億単位の補助金もある為、高単価なスポット収益を狙うことは十分可能です。
✅ 3. 継続的な顧客関係が築ける
補助金支援は単発で終わるものではなく、採択後の実績報告や次年度の申請支援など、継続的な関与が可能です。これにより、長期的な顧客関係を築くことができます。
✅ 4. 他のFPとの差別化ができる
補助金支援を行っているFPはまだ少数派です。「補助金に強いFP」としてブランディングすることで、競合との差別化が可能になります。
✅ 5. 法人顧客へのアプローチが可能になる
FP業務は個人向けが中心ですが、補助金支援を通じて法人や個人事業主との接点が増え、顧客層の拡大につながります。
✅ 6. 社会的意義のある仕事ができる
補助金支援は、中小企業の成長や地域経済の活性化に貢献する仕事です。FPとしての使命感ややりがいを感じやすい分野でもあります。
✅ 7. 景気に左右されにくい安定収入源になる
補助金制度は国の政策として継続的に実施されており、景気後退時ほどニーズが高まる傾向があります。これにより、安定した収益源として期待できます。
5. 補助金・融資コンサルタント育成講座のご紹介
補助金支援業務を始めたい方におすすめなのが、当社が提供する【補助金・融資コンサルタント育成講座】です。
📌 この講座で得られること:
◆補助金制度の基礎から実践的な申請ノウハウまで体系的に学べる
◆実際の申請書類の添削や事例解説で、現場感覚が身につく
◆初心者でも安心のステップバイステップ形式
◆修了後は「補助金コンサルタント」として活動可能

FPとしてのスキルを活かしながら、新たな収益源と顧客獲得の武器を手に入れたい方に最適な講座です。
6. まとめ:補助金支援でFPとしての未来を切り拓こう
ファイナンシャルプランナーとしての専門性を活かしながら、資格不要で始められる補助金支援業務は、これからの時代において非常に有望な分野です。
- 新規顧客の獲得
- 高単価の収益
- 継続的な関係構築
- 社会的意義のある仕事
- 法人顧客へのアプローチ
- 他FPとの差別化
- 景気に左右されにくい安定収入源
これらを実現できる補助金支援業務は、FPとしてのキャリアを飛躍的に広げる可能性を秘めています。
特に、開業間もないFPにとっては、「補助金支援」という明確なニーズに応えるサービスを提供することで、信頼と実績を積み上げる絶好のチャンスです。
📣 今すぐ行動を!
もしあなたが、
- 「FPとしての収益の柱を増やしたい」
- 「顧客にもっと価値ある提案をしたい」
- 「補助金支援に興味はあるけど、何から始めればいいか分からない」
と感じているなら、今がその一歩を踏み出すタイミングです。
この講座では、未経験からでも補助金支援のプロとして活動できるよう、実践的なノウハウを体系的に学べます。FPとしてのスキルを活かしながら、補助金支援という新たな武器を手に入れてみませんか?
✨最後に
補助金支援は、単なる「申請代行」ではなく、企業の未来を共に描くパートナーとしての価値ある仕事です。
そして、それはまさにファイナンシャルプランナーが得意とする領域でもあります。
これからの時代、FPが補助金支援を学ぶことは「必然」になるかもしれません。
ぜひ、あなたのキャリアに新たな可能性を加えてください。
補助金・融資コンサルタント育成講座のご案内
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実務経験豊富な講師が、補助金申請から融資支援までのノウハウを余すところなく伝授します。



この記事を書いた人
経産省 認定支援機関 株式会社エイチアンドエイチ
代表取締役 畠中 均(はたなか ひとし)
大手企業を退職後、20代で起業しゼロから複数の事業を展開。現在は、25年以上の経営経験を活かし、認定支援機関として現場経験豊富な経営者としての目線で中小企業支援を行うほか、士業・コンサル向けに中小企業支援の実践的ノウハウを学べる機会の提供にも注力している。