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【初心者向け】銀行融資の種類・審査・必要書類を徹底解説!

銀行融資支援を解説

  1. 銀行融資とは?基本の仕組みと特徴
  2. 銀行融資の主な種類とそれぞれの特徴
  3. 銀行融資の審査の流れと必要書類一覧
  4. 審査に通るためのポイントと注意点
  5. 民間の銀行融資以外の資金調達方法とは?
  6. 士業・コンサルが銀行融資支援を行うメリット
  7. 補助金・融資コンサルタント育成講座のご案内
  8. よくある質問(FAQ)

事業を始める、または拡大する際に欠かせないのが「資金調達」。その中でも、最も代表的で信頼性の高い方法が「銀行融資」です。

銀行融資は、低金利でまとまった資金を調達できる一方で、審査が厳しく、必要書類も多岐にわたります。特に開業間もない士業やコンサルタントにとっては、融資の仕組みや審査の流れを正しく理解しておくことが、顧客支援や自身の資金調達において大きな武器となります。

この記事では、銀行融資の基礎知識から、種類ごとの特徴、審査の流れ、必要書類、さらには融資支援を行う士業・コンサルの立場からの活用法まで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。

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私からのアドバイス:
長年、経営コンサルタントとして多くの経営者と関わっている方であれば、きっと実感されていることかと思いますが、事業を上手に成長させている経営者であっても、多くの悩みは「資金調達(お金)」と「人材確保(人)」のいずれかに集約されるものです。
特に銀行融資は、経営者が抱える「お金」の悩みを解決するための非常に有効な手段であり、このノウハウを身につけることは、新規顧客の獲得やお客様からの信頼を得るために、非常に大きな武器となります。


銀行融資とは、銀行が法人や個人事業主に対して、事業資金を貸し出す制度のことです。資金調達の手段としては最も一般的であり、信頼性が高く、金利も比較的低いため、多くの事業者に利用されています。

銀行融資の主な特徴

特徴内容
✅ 金利が低い他の資金調達手段と比べて1.0〜4.0%程度と低水準
✅ 融資額が大きい数百万円〜数億円まで対応可能
✅ 審査が厳格返済能力や事業計画の信頼性が重視される
✅ 担保・保証が必要な場合がある特に創業時や高額融資では必要になるケースが多い

銀行融資は、都市銀行・地方銀行・信用金庫・信用組合・ネット銀行など、さまざまな金融機関で取り扱われています。個人事業主でも利用可能ですが、法人と比べて審査がやや厳しくなる傾向があります。


銀行融資にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴や適した用途があります。ここでは、代表的な4つの融資タイプを紹介します。

① 信用保証協会付き融資(保証付き融資)

✅ 概要

信用保証協会が「連帯保証人」の役割を果たすことで、銀行が安心して融資を実行できる制度です。中小企業や個人事業主の資金調達を支援するための公的制度で、全国にある信用保証協会が対応しています。

✅ 特徴

✅ 向いている人

✅ 注意点

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オススメはこちら:おすすめの融資支援について
当社に銀行融資支援業務をご依頼いただいた場合、通常は日本政策金融公庫の融資制度を活用し、融資獲得を目指す流れとなります。
「融資を受けたいけれど、どこに相談し、何から始めればよいのかわからない」という銀行融資をご検討の方は、まずは【日本政策金融公庫】と【信用保証協会】を利用した融資をご検討いただくことをおすすめします。


② プロパー融資(保証なし融資)

✅ 概要

信用保証協会を介さず、銀行が独自の判断で融資を行う方式です。保証料が不要で、条件次第では大きな金額を低金利で借りることができます。

✅ 特徴

✅ 向いている人

✅ 注意点


③ ビジネスローン(事業者向けローン)

✅ 概要

銀行やノンバンク(消費者金融・信販会社など)が提供する、事業者専用のローン商品です。無担保・無保証で利用できるものが多く、スピード重視の資金調達に適しています。

✅ 特徴

✅ 向いている人

✅ 注意点


④ カードローン(事業資金利用可)

✅ 概要

個人向けのローン商品ですが、金融機関によっては「事業資金としての利用可」と明記されているものもあります。限度額内で繰り返し借入・返済ができるのが特徴です。

✅ 特徴

✅ 向いている人

✅ 注意点

これら4つの融資タイプは、事業のステージや信用力、資金ニーズの性質によって使い分けることが重要です。士業やコンサルタントとして顧客を支援する際には、それぞれの特徴を理解し、最適な融資手段を提案できることが信頼獲得のカギになります。


銀行融資を受けるには、いくつかのステップを踏む必要があります。ここでは、一般的な流れと必要書類を解説します。

銀行融資の流れ

  1. 事前相談・申し込み
    • 支店窓口またはWEBで申し込み
    • 担当者との面談で融資の目的や条件を確認
  2. 必要書類の提出
    • 書類の不備があると審査に通らないため、丁寧に準備
  3. 面談(必要に応じて)
    • 事業内容や資金使途、返済計画について説明
  4. 審査
    • 信用情報、財務状況、事業計画などを総合的に評価
    • 融資額によっては本部決済が必要
  5. 契約・融資実行
    • 契約書類を提出し、指定口座に入金

必要書類一覧(例)

書類名内容
決算書(3期分)損益計算書・貸借対照表など
試算表最新の財務状況を示す資料
事業計画書資金使途・収益見込み・返済計画を明記
資金繰り表月別の収支予測
登記簿謄本法人の場合は必須
印鑑証明書代表者または法人のもの
納税証明書税務署発行の納税状況証明
確定申告書個人事業主の場合は必須

銀行融資の審査は、単に書類を提出すれば通るものではありません。金融機関は「この事業者にお金を貸しても、きちんと返済してくれるか?」という視点で、事業の健全性や将来性を厳しくチェックします。

ここでは、審査に通るために押さえておきたい重要なポイントを解説します。

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当社からのアドバイス
銀行の融資担当者と面談した際、まれにこちらで準備した融資申込書類を受け取ってもらえないケースがあります。いわゆる「門前払い」の状況ですが、この場合、無理に書類を受け取ってもらうようお願いすることは避けた方が賢明です。
まずは冷静に書類を持ち帰り、銀行融資に詳しい専門家に相談し、どこに問題があったのかを確認・整理することをお勧めします。

🔍1. 事業計画書の完成度を高める

📌ポイント:数字に根拠を持たせること。市場調査や競合分析を盛り込むと説得力が増します。

🧾2. 財務書類の整合性と信頼性

📌ポイント:税理士や会計士に相談し、財務書類の整合性を事前にチェックしてもらうのがおすすめです。

👥3. 経営者の人物評価(ヒューマンチェック)

📌ポイント:面談は「プレゼンの場」と捉え、事前に話す内容を整理しておくと安心です。


民間の銀行融資は魅力的な資金調達手段ですが、審査のハードルが高く、時間もかかります。そこで、以下のような代替手段も検討してみましょう。

1. 日本政策金融公庫(日本公庫)

📌おすすめ:創業1年未満の個人事業主や法人

2. ノンバンクのビジネスローン

📌おすすめ:急な資金ニーズがある場合や、銀行融資の審査に落ちた場合

3. 補助金・助成金の活用

📌おすすめ:新規事業や設備投資を計画している事業者


銀行融資支援は、士業やコンサルタントにとって非常に相性の良い業務です。以下のようなメリットがあります。

✅1. 顧客の信頼を獲得できる

✅2. 高単価の報酬が見込める

✅3. 他士業との差別化ができる


銀行融資支援を本格的に学び、実務で活かしたい方には、以下の講座がおすすめです。

🔗【補助金・融資コンサルタント育成講座】
https://course.hojyokin-hiroba.com/lp

この講座では、

など、実践的な内容を体系的に学ぶことができます。開業間もない士業・FP・コンサルの方にとって、強力な武器になるはずです。


Q1. 銀行融資は創業直後でも受けられますか?

  1. はい、可能です。ただし、創業計画書や自己資金の有無などが重視されます。日本政策金融公庫の「新創業融資制度」も併せて検討しましょう。

Q2. 担保や保証人がいないと融資は難しいですか?

  1. 信用保証協会付き融資や日本公庫の制度を活用すれば、無担保・無保証でも融資を受けられる可能性があります。

Q3. 融資支援の報酬相場はどれくらいですか?

  1. 一般的には融資額の3〜5%が相場です。成功報酬型が多く、顧客にも導入しやすいです。

補助金申請のプロを目指すなら、当社の「補助金・融資コンサルタント育成講座」へ!
実務経験豊富な講師が、補助金申請から融資支援までのノウハウを余すところなく伝授します。


大手企業を退職後、20代で起業しゼロから複数の事業を展開。現在は、25年以上の経営経験を活かし、認定支援機関として現場経験豊富な経営者としての目線で中小企業支援を行うほか、士業・コンサル向けに中小企業支援の実践的ノウハウを学べる機会の提供にも注力している。

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